Wednesday, August 21, 2013

悟りとは? What is Enlightenment?

Q1: 「悟り」とは、一時的で主観的な錯覚ですか?
A1:悟りとは、永久の、客観的な、ホリスティック・ビューで見極めた本質です。 Q2: 悟りを開いた人も、場合によっては血相を変えてビビりまくりますよね? A2: 悟りを開いた人は精神的には動じませんが(破壊的感情が一瞬生じても、瞬間的に穏やかな心に戻せます)、物質的には困窮することもあり得ます。 Q3: これができたら悟っていると言える、ということは何ですか? A3: 究極の真理である相互依存の智慧を身に付け、心の仕組みを理解し、意識が理性を通して感情をコントロールすることにより、慈悲心で満ち溢れ、穏やかな心を維持できることです。 Q4: 悟っている人でもこれはできない耐えられないということは何ですか? A4: 悪行を積んで他を害し、完全なる仏の境地(苦しみの源を根絶した状態)への道を踏み外すことはできません。具体的には、騙し、いじめ、搾取などです。 補足 「この宇宙が終わるまで私は存在し続けます」「私の感じている宇宙は、私の心が作り出したもの」 Q5: 「この宇宙」と「私の感じている宇宙」の関係を教えてください。 A5: 「この宇宙」とは物理的な世界を意味し、「私の感じている宇宙」とは自分の心(執着や怒り)が精神投影によって創り出した妄想・錯覚の世界を意味します。 Q6: どのようにしてこの宇宙観を得たのか教えてください。 A6: 同じ現象を見ても、心の状態が異なると見え方が異なることに気付き、心の仕組みを解明しました。具体的には、執着は肯定の錯覚を、怒りは否定の錯覚を引き起こしますが、何と認識の90%は錯覚であると指摘する精神科医もいます。 Q7: 「私」は不滅だと言いますが、記憶は連続していませんよね?全部が同じ「私」ですか? A7: 不滅の私とは意識のことです。肉体や脳(心)は死と同時に腐敗が始まり消滅しますが、意識は死にません。生存時の記憶は脳の海馬に蓄積されており、死亡時に時空連続体である意識へ書き換えられますので、意識レベルでは、記憶は連続しています。従って、肉体と脳(心)は別の私ですが、意識は同じ私です。 Q8: 「欲しい物は既に貴方のものです」→莫大なお金が欲しいなぁ… A8: 悟りを開くと心の平和という精神価値は得られますが、お金や権力や地位や名誉などの物質価値(経済的価値)には直結しません。(長期的に見ると間接的に物質価値にもつながりますが)
参考:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10111961140