Saturday, March 28, 2015

「般若心経」(超意訳)

「般若心経」の究極の意訳と解説を、以下の通りアップロードしましたので、ご参照下さい。 
http://www.slideshare.net/compassion5151/ss-46388351

<解説抜粋>
「四聖諦」は二元性をベースとする「一般的な真実」、「般若心経」は非二元性をベースとする「究極の真理」を説いているが、悟りを開くには「究極の真理」も深く理解する必要がある。苦しみの根源は自他の分離であり、自他の分離を止めるには二元性を超越し、全ての概念を捨てる必要がある。そのために不可欠なのが「縁起」(「空」)だ。縁起(相互に依存して共同発生)は、全ての反対のペアが「二つでもなく」(別の存在でもなく)、「一つでもない」(同じ存在でもない)という、微妙な表裏一体(同一コインの両面)関係を言う。従って、一方が生じると他方も同時に生じ、一方がなくなると他方も同時になくなる。正に「縁起」(「空」)とは、古代の相対性理論であり、認知療法と言っても過言ではない。

非二元性については、以下資料ご参考迄。
http://www.slideshare.net/compassion5151/ss-42868476

Tulips Photo by Joel Bramley