Monday, September 21, 2015

原子は心を持っている可能性大!

以下のビデオをご覧ください。


下記は次の記事からの抜粋です。
https://en.wikiquote.org/wiki/Freeman_Dyson

引用:
私の個人的な神学理論は、1985年にスコットランドのアバディーンで行ったギフォード講義(全方向に無限」の題で出版済)で説明した通りです。私の考えを簡単にまとめると次のようになります。宇宙は3つのレベルで心の動作の証拠を示しています。第一レベルは、実験室で原子を研究する時に見るような基本物理作用です。第二レベルは、自分自身の意識の直接的な人間の経験です。第三レベルは、全体としての宇宙です。

実験室での原子不活性物質というよりはむしろ、活性物質のように振る舞う奇妙なものです。原子は量子力学の法則に従って、代替可能性の間で予測できない選択をします。選択する能力によって顕現している心は、ある程度全ての原子に固有のものであるように見えます。

心の成長をもてなすという自然の法則を持っている全体としての宇宙もまた奇妙です。私は心と神との間に明確な区別をしません。神とは、私たちの理解の程度を超えてしまった時に、心がなるものです。神とは、世界の魂または世界の魂の集合体のいずれかであるのかもしれません。

ですから、原子と人間と神は心を持っているかもしれないと私は考えています程度は異なっても種類は同一の心)。言ってみれば、私たちは原子の予測不可能性と神の予測不可能性の間の中間立っています。原子は私たちの精神的器官の小片であり、私たちは神の精神的器官の小片です。私たちの心は原子から、及び神から等しくアドバイスの提供を受け取るのかもしれません。宇宙における私たちの位置についてのこの見方は真実ではないかもしれませんが、現代物理学の実験において明らかにされたように、原子の活発な性質と互換性があります。私は、この個人的な神学が科学的証拠によって支持されているとか、証明されていると言っているのではありません。私は、それが科学的証拠と一致していると言っているだけです。 
:引用終わり

フリーマン・ダイソン名誉教授は、原子<人間<神(全宇宙)の順で程度は異なるものの同質の心を持つと考えているようです。これは素晴らしい気付きかもしれません。重要なのは原子が心(選択能力)を持つという点です。なぜなら、仏性)は人間を含む全ての物の構成要素である水、空気、土、太陽光(全ての物を構成する各素粒子とエネルギー)の中に包み込まれているという仏陀の教えと一致するからです。

つまり、原子の心(意識)の中に神性(仏性)があるかもしれないということです。まだ、科学的根拠によって証明されてはいないようですが、科学的根拠(現代物理学の実験で明らかにされた原子の活発な性質、即ち選択する能力)と一致しているようですので、非常に有力な手掛かりであると言えます。ただ、原子の心(意識)の中に神性(仏性)があるのであれば、フリーマン・ダイソン名誉教授の言う「3レベルの心」を、次の通り微調整する必要があるのかもしれません。【内在的秩序潜在意識神性・仏性を含む精神形成物の種子)≦顕在意識(心:感情、知覚等の精神形成物)素粒子またはエネルギー(E = mc 2人間・動物・植物・鉱物全宇宙(水、空気、土、光熱)【外在的秩序

そして将来、上記が科学的に証明されれば、次の課題は意識の解明でしょう。つまり、人間の各素粒子とエネルギーの中に包み込まれている意識は、前世までと現世でのカルマ(行動)を刻印していること、即ち精神的形成物の種子として潜在意識に貯蔵していること、そして、その潜在意識が分解した肉体の各素粒子とエネルギーの中に包み込まれて、肉体的にも精神的にも輪廻転生することを科学的に証明することです。

(参考)http://www.slideshare.net/compassion5151/ss-43851275 


フリーマン・ダイソン プリンストン高等研究所名誉教授