Tuesday, September 22, 2015

内在的秩序(量子力学)

デヴィッド・ボーム(理論物理学者)のビデオを、まずはご覧ください。「内在的秩序」という理論は、アインシュタインの「E = mc 2」、フリーマン・ダイソンの「原子の心(選択能力)」と組み合わせると、脳と意識の関係、不生不死、輪廻転生など多くの神秘を説明できます。


(1) 外在的秩序:全ての物は他の全ての物の外部に存在する。
(全宇宙は私たちの外部に存在する。私たちは全宇宙の外部に存在する)
(歴史的次元の一般的真理)

(2) 内在的秩序:全ての物は他の全ての物の内部にある。
全宇宙は私たちの内部にある。私たちは全宇宙の内部にある)   
(一つの素粒子は他の全ての素粒子からできている)
(究極の次元の究極の真理)

ティク・ナット・ハンは次の通り述べています。
「相互浸透」:全体は一つの中にある。全ての物は他の全ての物の中に入り込み、入り込まれる。
「相互依存」:全ての物は他の全ての物と関連している。一つの中に全体を見る。全体の中に一つを見る。

* その性質上、現実を独立した断片に切断する言葉や概念によって、究極の次元を説明することはできません。

* 私たちは、歴史的次元(外在的秩序)と究極の次元(内在的秩序)において、同時に生きなければなりません。(潜在意識は時空間を超越しているので、時空間のある歴史的次元と時空間の無い究極の次元を同時に生きられるということか?そうであれば、潜在意識は歴史的次元において変化できる。)

歴史的次元(外在的秩序):現象界の肉体(脳:感情、知覚)潜在意識

究極の次元(内在的秩序):本体の世界の潜在意識

* 究極の次元は歴史的次元の中に包み込まれています。もし、歴史的次元に深く触れるなら、究極の次元に触れることができます。

* 現実は外観の様には存在していません(現実は外観とは異なるという意味と、外観として顕現していないからといって現実が存在していない訳ではないという意味の両方)。現実は外観の中に包み込まれています(波が自らを水であると気付くようなもの)。

(参考)https://en.wikipedia.org/wiki/Implicate_and_explicate_order
http://compassion5151.blogspot.jp/2014/12/implicate-order.html
http://compassion5151.blogspot.jp/2015/09/blog-post_21.html
http://compassion5151.blogspot.jp/2014/09/emc.html

Amazing universe Photo by Adam Corbin