Monday, July 18, 2016

罰か癒しか?

2001年9月11日の攻撃(同時多発テロ)後の、次のティク・ナット・ハンのメッセージを深くご一読ください。
https://www.facebook.com/thichnhathanh/photos/a.136121339634.110120.7691064634/10153976686019635/?type=3&theater

「途方もない量の苦しみが起きていることに私たちは気付いています。私たちの中に、及び世界中に、ショックがあり、恐れ怒り憎しみ悲しみがあります。今、この瞬間に、、私たちと一緒に居て、私たちの苦しみを抱きしめ、世界を抱きしめ一つの家族として人類を抱きしめるのを助けるために、私たちの精神的な師の全員を呼び覚まします。私たちの中には、救い癒し支援しようとしている人たちがいて、私たちはその人たちに感謝しています。私たちの中には、泣いている人、正に今、この瞬間にひどく苦しんでいる人がいます。その人たち全員のために呼吸しましょう。私たちの思いやり、理解、平和をこめて、優しくその人たちを抱きしめましょう。思いやりで憎しみと暴力に対応することが、私たち全員にとっての唯一の道であることを、私たちは知っています。

(私の投稿)
今、暴力的か、鬱状態の、苦しむ人たちは、罰ではなく、癒しを必要としていることは明らかです。そのような人たちは過去に犠牲者であったことを、私たちが理解する場合にのみ、彼らのために思いやりを発生させ、慈悲深い行動を取ることができます。双方がエゴ(独立した(自性)自己)であるならば、何も始まりません。エゴから目覚めた意識(独立していない(無自性)自己)への私たちの自己変容が、世界をより良い方向へ変えるでしょう。

(私のコメント)
ティク・ナット・ハンのメッセージは貴重であり、バングラデシュ、フランス、アメリカ、トルコにおける最近の暴力にも適用できます。暴力は暴力によって解決することはできません。私たちは、暴力を止める適切な方法を選択する必要があります。私たちが、マインドフルネス、集中、洞察を通して、​​思いやりを発生させることができる場合にのみ、適切な方法が見つかるでしょう。

(参考)http://www.slideshare.net/compassion5151/ss-44494852
http://www.slideshare.net/compassion5151/3-46874436

ティク・ナット・ハン

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