Friday, January 8, 2016

生きたダルマ(仏陀の教え)

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引用:
仏陀は、自分の教え、ダルマ(法)はあなたが見に来るためにあると言いました。あなたは直接教えに触れることができます。そして、仏陀は、自分の教えは時間を超越していると言いました。仏陀は時間に捕捉される必要がありません。 「アカリカ?」とは、 「時間からの自由」を意味します。あなたが自分の生活の中に仏陀の教えを適用し始めた瞬間に、あなたは既に結果を見ることができます。

そして、あなたは仏陀と直接連絡を取ることができますので、仏陀に相当する誰かを、ダルマに相当する誰かを必要としません。ダルマもまた同様です。ダルマは話され、書き留められる必要はありません。ダルマは誰かが自由に、堅実に、喜ん歩く時誰かが平和に座禅を組む時に、認識され得ます。

そして、思いやり。誰かが思いやりを持って、寛容に、慈しみを持って話す時、私たちはそれを生きたダルマと呼びます。生きたダルマは手に入りますし、私たち全員によって認識され得ます。そして、生きたダルマがそこにあるなら、生きた仏陀もまたそこにいることをあなたは知っています。なぜなら、仏陀を作るものは生きたダルマであるからです。釈迦牟尼は生きたダルマを具現化しています。そして、仏陀の弟子たちの多くは、仏陀を継続し、生きたダルマを具現化することができるのです。

(解説)
仏陀はダルマであり、ダルマはサンガです。ですから、私たち実践者は、仏陀、即ち仏陀の継続です。そして、仏陀はまだ生きています。私たちが日常生活の中でダルマを適用する時、すぐに効果を実体験できます。そして、ダルマはマインドフルな呼吸から始まります。私たちが思考を停止する時、パートタイムの仏陀(目覚めた意識)が復活します。そして、私たちが全ての概念を投げ捨てる時、フルタイムの仏陀(目覚めた意識)が復活します。

(参考)http://www.amazon.co.jp/dp/B012YZBHHS

ティク・ナット・ハン