Sunday, January 31, 2016

マインドフルネス(念)

マインドフルネス(念)は、空の実践である。

空とは、「独立した存在(自己)が空」という意味。

独立した自己とはエゴのことであり、考える主体がエゴ。

従って、空になるには、エゴを手放す必要がある。

エゴを手放すには、考えるのを止める必要がある。

考えるのを止める方法は、マインドフルネス(念)の実践。

具体的には、マインドフルな呼吸や歩行。

考えるのを止めると、エゴが消える。

そして、エゴが覆い隠していた目覚めた意識が復活する。

目覚めた意識は生命の奇跡に触れ、喜びと幸せをもたらす。

と同時に、自分の内面と周囲で起こっていることを認識できる。

次に、深く見る集中を通して、現実の本質に触れることができる。

究極の真理を理解して全ての概念を捨て去り、完全な悟りを開く。

* 「独立した自己」とは、「自分は特別、別格、他より優秀」といった自他を分離する誤った見方をもつ自己、即ちエゴのこと。過去や未来に心が彷徨っており(常に考えており)、今、この瞬間を生きていないので、生命の奇跡に触れることができない。

* 「目覚めた意識」とは、「人間も、動物も、植物も、鉱物も全て同じの物からできており、全宇宙として皆同じ」という自他を分離しない正しい見方を持つ非独立自己、即ち本当の自分のこと。心身が統一して考えることなく(洞察を得ながら)今、ここに生きているので、生命の奇跡に触れることができる。

(参考)http://www.slideshare.net/compassion5151/3-46874436

目覚めた意識