Sunday, March 20, 2016

ティク・ナット・ハンとプラム・ビレッジ (1)

次のビデオと重要なメッセージをお楽しみください。

(第1巻)https://www.youtube.com/watch?v=3_nkax0EJrs



親愛なる友よ、あなたが鐘の音を聞いた時、私たちがすべき実践は思考を停止することです。あなたは思考を停止し、マインドフルに呼吸し始めます。(ティク・ナット・ハンの言)

あなた自身の苦しみと世界の苦しみに耳を傾ける時間をあなたが持つなら、苦しみを軽減することは可能です。あなたがあなた自身の苦しみを深く観ると、あなたの苦しみの原因を見つけ出すでしょう。それらは自分自身の内面の原因です。ですから、深く観る時間を持ち、あなたの苦しみに耳を傾けることで、あなたはあなたの苦しみの性質を理解するようになります。理解は、あなたが苦しみを軽減し、あなた自身のために思いやりを持つのに役立ちます。(ティク・ナット・ハンの言)

マインドフルネスは、あなたが座禅歩行呼吸の実践によって発生させるエネルギーの一種です。マインドフルネスのエネルギーは、あなたの心を体という家に連れ戻しすことにより、あなたが今、ここに居るのに役立ちます。あなたが今、この瞬間に居るなら、あなたは多くの生命の奇蹟があることに気付くことができます。あなたが今すぐ、ここで、幸せになれるように、あなたの手に入る多くの幸せの条件が既にあるのです。そして、あなたは幸せの条件を探すために、将来へ向けて走る必要はありません。ですから、仏陀今、ここで幸せになることは既に可能であることを確証しました。(ティク・ナット・ハンの言)

瞑想することは、自分自身を振り返り、自分の状況を振り返るための時間を持つことを意味します。私たちは自分自身に戻って、自身の苦しみを理解しようとする必要があります。そして、それが苦しみを軽減する唯一の方法です。そしてもし、あなたが苦しみを軽減しないなら、あなたは他人が苦しみを軽減するのを助けることはできません。(ティク・ナット・ハンの言)

戦争の原因恐れ怒りです。恐れと怒りを持っていれば、あなたは永遠に戦争を続けるでしょう。そして、そこには多くの誤った知覚があり​​ます。(ティク・ナット・ハンの言)

私たちは、たまたま人間としてここに居ます。仏陀は、他人が苦しみを軽減し、生きる喜びを増やすことに役立つことができるように、自分自身の苦しみを変容する方法を見つけたかったのです。苦しみを軽減するために実践すること、人間の人生をもっと楽しむこと、人間を含む他の種が苦しみを軽減し、生涯をもっと楽しむことに役立つこと、それが仏陀の願いでした。(ティク・ナット・ハンの言)

人々が私たちを必要とする所ならどこへでも、私たちは助けに行く用意ができています。どこもかしこも、人々が苦しんでいます。そして、あなたの人生を共有し、あなたの幸せを共有し、あなたの実践方法を共有することは、喜びです。(ティク・ナット・ハンの言)

(第2巻)https://www.youtube.com/watch?v=KkH7dIiXXXQ



国際的な都市に住んでいた時、ブラザー・ファップ・ダンは現代社会を目撃しました。権力を持っていても、人々は幸せではありません。(中略)仏陀の仕事は、人々が自由になるのを助けるために、理解を広めることです。 (ブラザー・ファップ・ダンの言)

一人ではあなたは大したことをすることはできないということを、私たちは知っています。一滴の水のように、あなたは蒸発してしまうでしょう。ですから、あなたは川として海に到着できるのみです。ですから、あなたが世界を変えたいのなら、世界を助けたいのなら、あなたは共同体になる必要があります。(ティク・ナット・ハンの言)

この体がもはや存在しない時、私は常に彼らを通して継続します。(ティク・ナット・ハンの言)  

サンガは、苦しみを軽減するため、もっと平和、幸せ、調和、兄弟愛を持つために、実践する人々のグループですので、サンガを構築することは非常に重要です。 (ティク・ナット・ハンの言)

もし、あなたが仏教を更新していかないなら、若い世代はそのような仏教を受け容れないでしょうから、仏教は滅びてしまうでしょう。古すぎ!ですから、この種の努力によって仏教を更新し、仏陀の教えをより良く伝えることができるように新しい種類の言語を見つけ出し、人々が彼らの時代に必要とされる実践、つまり現代の苦しみに応答することができる種類の教育や実践であると認識するのに役立つような新しい種類の実践を見つけ出しているのです。(ティク・ナット・ハンの言)

教師として、教師としてのティク・ナット・ハンの役割は、彼の弟子に種を植えることであり、それは各弟子に彼の夢と仕事を植えることを意味します。(中略)彼女は言いました、とても穏やかに、「はい、あなたが幸せである限り、私は幸せです」と、言いました。なぜなら、それが、母親が自分の子供に望むことだからです。(ブラザー・ファップ・ヒューの言)

(解説)
非思考は正しいマインドフルネス実践の鍵です。そして、マインドフルな呼吸、マインドフルな座禅、マインドフルな歩行、そして全てのマインドフルな行動は、私たち(エゴ)が考えるのを止めるのを助けてくれます。非思考の目的は、目覚めた意識を復活させることです。なぜなら、目覚めた意識は生命の奇蹟や現実の本質に触れることができるからです。目覚めた意識が生命の奇跡に触れた時、喜びと幸せが生成され、私たち(目覚めた意識)は自分の人生を楽しみ始めます。これはマインドフルネスと呼ばれ、私たちを完全な悟り、即ち常時仏陀になるための集中と洞察へ私たちを導いてくれます。ですから、マインドフルネスは、私たちが一時的な仏陀になることを可能にする第一歩でしかありません。手短に言えば、マインドフルネスとは、自分自身をエゴ(独立した自己、偽の自分)から目覚めた意識(独立していない自分、本当の自分)へ変容することです。そして、この自己変容は、全ての概念、考え、知覚を投げ捨てるための究極の真理を理解するのに不可欠です。全ての概念、考え、知覚の絶滅を達成した時、私たちは常時仏陀として完全に目覚めます。

(参考)http://www.slideshare.net/compassion5151/ss-44494852

プラム・ビレッジ