Saturday, August 20, 2016

「目覚めよ自分」

次のタイ・ファップ・ダンの法話ビデオをご覧ください。


以下は、ビデオから抜粋した鍵となる言葉です。

< 鍵となる言葉 >

私たちは学ぶためだけでなく、真に実践を体験するために、ここ(プラム・ビレッジ)へ来ます。

この瞑想会のタイトルは、「目覚めよ地球」ですが、私にとっては「目覚めよ自分」です。(中略)すると、あなたを目覚めさせる地球を感じます。地球はあなたを呼んでいます。

内面にそのような場所(本当の家、内面の平和、内面の喜び)があります。(中略)その場所はあなたの内面に、あなたの意識の奥深くにあります。そして、そこへ入る唯一の方法は、集中(サマディ)を通してです。

私は1984年にティク・ナット・ハンと出会いました。それは私がベトナムを去った4年後です。(中略)ティク・ナット・ハンは、生き生きしている方法について話してくれました。歩行瞑想について話してくれました。最愛の人を抱きしめて、散歩することについて話してくれました。自分自身になる方法(本当の自分に)戻る方法家に帰る方法について話してくれました。なぜなら、私の心は家に居なかったからです。私の心は暗闇の中で、道に迷っていました。

マインドフルネスは、光のようなものです。(中略)平和の領域があります。そこには、聖域平和があります。(中略)マインドフルな人生は、ちょうどあなたが灯火を持って、太陽を持って、トンネルの中を歩いているようなものです。(中略)そして、あなたが「目覚めた社会」に所属するためには、マインドフルネスの太陽覚醒の太陽が必要です。(中略)たったの一息で、あなたはその光を手に入れます。あなたが本当に上手に行うなら、たったの吸う一息、吐く一息で、その灯火を手に入れ、太陽を手にします。

ですから、私たちは、単にそれ(マインドフルネス)について話すことにおいてではなく、それを実践することにおいて自分自身に投資します。マインドフルネスについて語ることは、あなたがマインドフルネスを会得したと考えますので、時にはそれは危険です。悟りについて語ることと同様、それは危険なことなのです。(中略)悟りとは気付きのプロセスですので、ご存知の通り、悟りとは何が起こっているかの瞬間瞬間の気付きですので、悟りはちょうど常時点灯されている光線かぶりのようなものです。ですから、最終的にあなたは悟りを見ます。長い梯子の最後には、悟りの領域があります。ですから、悟りとは場所ではありません。悟りとは内面の光です。経験するか、経験しないかです。(中略)あなたは悟りを実践する必要があります。あなたは悟りで生きる必要があります。(中略)あなたは悟りについて語ることはできません。あなたは悟りについて考えることはできません。なぜなら、それは悟りではないからです。(中略)ですから、マインドフルネスを感じてください、経験してください、マインドフルネスで生きてください。

(解説)
タイ・ファップ・ダンは完全に悟りを開いていると私は理解しています。私は完全にタイ・ファップ・ダンに同意します。付け加えることは何もありません。

(参考)http://www.amazon.co.jp/dp/B012YZBHHS

タイ・ファップ・ダン