Monday, November 28, 2016

「マインドフルネス:今すぐハッピー!」 ドキュメンタリー映画予告編 (2)

次の「マインドフルネス:今すぐハッピー!」( ドキュメンタリー映画)の予告編ビデオをご覧ください。 https://vimeo.com/139513958
以下は、ティク・ナット・ハンとプロデューサー兼映画制作者のラリー・カサノフのドキュメンタリー制作過程に関するインタビュー(以下URLご参照)から抜粋した鍵となる発言です。 
http://plumvillage.org/news/mindfulness-be-happy-now-documentary/

引用:
私が学んだことは、映画の中にあります。それが、私が映画を作った理由の一つです。ですから、私がマインドフルネスを説明しようとする時、私はただ映画を見せてあげられるだけです。映画そのものが、(マインドフルネスについて)私が知っていることです。

私は二つのことをしたかったのです。一つ目は、マインドフルネスについてまだ知らない人にマインドフルネスを教えて紹介すること、二つ目は、ただ映画を観るだけで人々をリラックスさせ、マインドフルにさせることです。

自分が学んだこと、人々が興味深いと思うであろうこと、特別ゲストの専門知識に基づいて、私は自問しました。

面白いことに、私たちが何時間ものフィルム映像を90分にまで編集していた数週間、私は一日中、全ての偉大な参加者から全ての偉大な智慧を聞いて過ごしましたので、とてもリラックスしていました。通常、編集はストレスがかかることです。(反対に)ここでは、編集がマインドフルでした!

彼らのシーンは、多くの訪問を通して撮られましたがその間、彼らは偉大で私たちと一緒にとても忍耐強かったです。ある時点で、私はスーパーモデル、スポーツのスター、プロの格闘家、人気のある映画のクリップ(映像の短い切り取り)を含める意向でした。これは全て、この映画をより広範な聴衆にアピールする理由を事前に宣伝するためのものでした。(しかしながら)シスター・チャン・コーンと他の僧侶たちはこのアイデアに強く反対しました。

一方、ティク・ナット・ハンは、スポーツの有名人やモデルを含めることによって、多くの人々に手を伸ばすという目標を理解しているようでした。私は今でもまだ、それが役立っただろうと思いますが、シスター・チャン・コーンへの敬意から、私はそれをしないことに決めました。

彼らと過ごした全ての瞬間が幸せだと、私は思います!

早い段階で、私が家に集めたエンタメ業界の人々の集団に、僧侶たちが話しに来てくれました。その夜が自分の人生を変えたと、その人々は言いました。

人々がおそらく知らないかもしれないことは、全てのマインドフルネスや知識に加えて、僧侶たちは楽しい人々であるということだと思います。ティク・ナット・ハンは、ものすごいユーモアのセンスと温かさを持っています。

一度、暑い日に映画制作をしていて、カメラが壊れました。これは誰にとっても大変なことになったと私は思いましたが、ティク・ナット・ハンは、「これは素晴らしい瞬間です。平和を楽しみましょう」と言いました。もし、全ての映画がこのように制作され得たなら素晴らしいだろうな!と、私は思いました。

私は常に、「平和とは、一息一息です(一息一息が平和です)」という言葉を口に出します。ティク・ナット・ハンが言う通り、それ(格言)は、あなたが今日するもう一息の深呼吸は昨日(のことを考える)よりもどれ程良いことであるのかを教えてくれます。ティク・ナット・ハンのおかげで手間が省け、圧倒されることはなく、穏やかになる方法で書いています。

しかし、一度誰かが既に興味を持ったなら、戦いの半分は勝ち取ったと、私は思います。何かを必要としているけどマインドフルネスについて知らない人が多くいると私は思いますし、マインドフルネスについて知っているなら、誰が関心を示すだろうかと思います。

この映画が彼らにその扉を示し、彼らが歩いて(その扉を)通過する時、ティク・ナット・ハンの本を読むことができ、そこから先へ進めることを私たちは願っています。

それが、私たちが映画で達成したかったことであり、私があなたにそうして欲しいと望むことです。全てのプラム・ビレッジの実践者の皆さんへは、皆さんが既に身に付けたことを見つける必要がある人が何千人もいます!(と言いたいです。)

私のメッセージは、私の映画そのものです!これがマインドフルネスについて私の学んだことです。より多くの人が他の人とマインドフルネスを分かち合うほど、それによって多分、より多くの人を助けることができるかもしれません。

(おわり)
:引用終わり

(解説)
このドキュメンタリー映画がマインドフルネスを大いに促進するであろうと、私は確信しています。もし、マインドフルネスの実践者数が増えれば、マインドフルで、集中していて、洞察力のある人々が増えるでしょう。このことは、人々と世界にもっと平和と幸せをもたらします。ですから、この映画を観ることを楽しみましょう!

(参考)http://compassion5151.blogspot.jp/2016/09/blog-post_8.html
https://www.youtube.com/watch?v=z3C5NR3lJYU
http://compassion5151.blogspot.jp/2016/03/1.html
http://compassion5151.blogspot.jp/2016/03/2_22.html

ティク・ナット・ハン